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仕入れAtoZ

2016年4月12日(火)

Vol.006 初心者にもわかりやすい「築地の仕入れ」

初心者にもわかりやすい「築地の仕入れ」

築地場外市場はプロ仕様の問屋街で、早朝〜午前9時までは業務筋対応を優先させていただいております。一般の来街者の皆様にもご理解ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。


1)築地を訪れてから、取引開始までの流れ

・まず店舗に直接お声掛けいただき、何でも聞いてください。

場外各店は、それぞれの専門商材について、多岐に渡る品揃えをしております。
店頭商品は、そのほんの一部。産地・部位・数量・時季・保存法......調理加工法やちょっとしたコツについても、熟知しております。

用途や予算をお聞かせいただけば、私どもから歩留まりよく、よりリーズナブルな提案をさせていただきます。仕入れが継続するに従い、発注・配送・支払い方法についても、貴店に最も適した方法を順次、話合ってまいりましょう。

共に学び、共に成長し、永くお付き合いいただければと願っております。


2)市場カゴを背負って仕入に来られる個人店舗の方々の仕入方法

・朝、前日注文(電話・FAX・メール)を受取りつつ+αを買い足します。

ほとんどの飲食店さんが、ランチの仕込みから逆算して午前6時〜9時までの時間帯に築地へ。曜日やその日の予約次第で、自身の都合に合わせて臨機応変に買い回っておられます。 主となる食材(寿司屋さんならマグロなど)は、馴染みの店舗にあらかじめ前日注文して買いっぱぐれないようにしておき、その他の食材、道具、資材は決まった店舗を回り、併せて周辺店の新商品・掘り出し物・お買い得品もリサーチ。 仕入かたがた産地事情や値動きなど、私どもの持っている商品知識を聞き出してください。

より貴店に適した提案ができますし、お店でのトークにも説得力が増すはずです。


3)店舗の車で来場する中規模飲食店や本店支店同時仕入の店舗さんの仕入方法

・前注文で店舗の車へ配達を依頼しておき、+αの買い足しは手分けして買い回ります。

月単位や週単位で決めているメニューやチラシ掲載品は、ほとんどが前注文で、築地各店舗に駐車場までの配達を依頼されています。 支払い、次回の予約確認等を済ませたら、残りの時間で手分けして、手早く小口の食材・資材を買出しつつ、翌月のリサーチをします。 来場時間は7時〜8時が最も多く、駐車場もその時間帯は混み合います。


4)場外各店の配送便や共同配送業者を利用し、来場せずに買出しする場合

【 定期購入の場合の配送 】

自家用車を使わず配送網を利用する方法もあります。 場外各店舗の中には、独自で配送サービスを実施している店舗があります。また、市場の共同配送網も利用できます。 共同配送を利用する場合は、第1便は朝8時頃出立。皆様の昼営業に間に合うような時間設定です。都内近県へ、一日複数回、トラックでの配送を行っています。 当日配送のほとんどが常温配送で、着払いも可能です。配送料金等、詳しくは仕入れを希望する各店舗にお問い合わせ下さい。

【 遠方への宅配便配送 】

ヤマト運輸(場外受付窓口あり)等、大手の運送業者を利用し、日本全国どこへでも配送が可能です。

【 場内の茶屋制度を利用しての配送 】

市場には古くから「茶屋制度」という独自の配送システムがあり、100社以上の運送業者が毎朝常駐し、お得意様の買物代行・配送を実施しています。場外の購入品も多くがこの便を利用して顧客へ届けられます。この便は、場内豊洲移転後も仕組みを変えて継続します。


5)場内の移転後について

・場内移転について、ご心配をおかけしておりますが、安心してください。

場内市場移転後も、変わらず築地で仕入れしていただけるよう、私ども場外は、仕入・配送の仕組みを急ピッチで整えております。 新設店舗や新しい配送網については、随時、最新情報をお届けします。 配送網の発達に伴い、築地に通わなくても、仕入はできるようになりました。しかしながら、毎日とは言わないまでも、築地に足をお運びいただくことをお勧めします。

先人は、申します。


「あの毎朝の、一見バカ話と思うような会話の中に、とんでもない商売のヒントが隠されていたんだ」


私ども場外市場は、商品と共に、お客さまに役立つ情報や知識を、あますことなく伝えてまいります。 今後とも、私どもを有効にご利用くださいますよう、よろしくお願い致します。



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