築地を知る | 築地昔話館
女たちの語り
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床店からはじめて、七十年
小見山よしさん(明治40年生・小見山商店)
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丸髷結って帳場に座った築地小町
吉川喜代子さん(明治42年生・吉岡屋)
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元気にお茶を入れる看板娘
戸張ふじのさん(明治45年生・河内園)
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思い出のペンダントを胸に、90歳で店に立つ
中村ハツさん(大正5年生・菊屋中村)
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戦前から戦後へ、築地とともにあった
五十八年大野静江さん(大正6年生・大勝)
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いまは戦いすんで、日が暮れて
北島初枝さん(大正6年生・北島商店)
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終戦後、気楽に商売してみて
佐藤喜三子さん(大正6年生・太平山)
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働く楽しさを知ったあの混乱期
岩附まつさん(大正7年生・八百金)
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私って商売もできるんだなって
思ったのがきっかけ…米本百々子さん(昭和3年生・ヨネモト)
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終戦後、無我夢中で働いて
唐沢よしさん(大正2年生・唐沢商店)
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忙しいけれど、にぎやかな時代
秋山和子さん(昭和11年生・秋山商店)
男たちの語り
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受けた恩義を生涯、忘れず
丸山利輔さん(大正2年生・丸山海苔店)
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隣近所、順番に七輪が回る町
吉江嘉市さん・梅子さん
(大正9年・昭和6年・吉江商店) -
つらいときは前進する一歩
越渡一太郎さん(大正12年生・越渡)
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家の2階から富士山が見えた頃
鈴木潤之助さん(大正14年生・鳥藤)
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寺町の子が、商売を始めて
菅隆志さん(大正15年生・菅商店)
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今も生きる父の教え
小見山順一郎さん(大正15年生・小見山商店)
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北海道から貨車でガタガタ揺られて一週間、
塩がしみて旨味を増した鮭田所静夫さん(昭和7年生・マルタ食品)
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どんな時代になっても、『やっぱり、築地だ』と
いわれるような商売をしていきたい織田善郎さん(昭和8年生・まるよ)
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庖丁とともに築地に生きる
小川三夫さん(昭和8年生・東源正久)
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戦争中の築地の子供は今もここに暮らす
望月公二さん(昭和8年生・たまとみ)
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少年の目に映った古き佳き築地
荒井重雄さん(昭和9年生・福屋)
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強気の商売をしていて、活気がありました
神崎祐二さん(昭和10年生・味の浜藤)
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時代が移り変わり漬け物も変わる
大澤達之助さん(昭和11年生・広洋)
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地域再開発の先駆けとなる
礒野義夫さん(昭和13年生・いし辰)
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原点に立返ると新しいアイデアが生まれる
和田昇三さん(昭和13年生・和田久)
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築地にはまだ自然があった!
そして仲間がいた!!大森英則さん(昭和16年生・牛どん大森)
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築地で生まれ育ち、築地らしい
街づくりをめざす三宅一豊さん(昭和18年生・さかえや)
座談会
寄稿
参考文献
「中央区歴史年表」 中央区教育委員会 平成3年
「中央区の昔を語る(九)」中央区教育委員会 平成7年
「中央区沿革図集(京橋篇)」中央区教育委員会 平成8年
「中央区歴史・観光まち歩きガイドブック」中央区教育委員会 平成19年
「中央区の橋・橋詰広場」中央区教育委員会 平成10年
「商うまち創るまち」中央区区商連・工団連 平成15年
「日本橋魚市場沿革紀要」川井新之助著 日本橋魚会 明治22年
「都史紀要4 築地居留地」川崎房五郎編 公文書館 昭和32年
「橋づくし」三島由紀夫著 文藝春秋社 昭和33年
「定本 江戸から東京へ 第一巻」矢田挿雲著 芳賀書店 昭和39年
「魚河岸百年」魚河岸百年編纂委員会 日刊食料新聞社 昭和43年
「魚河岸百年余聞」三浦暁雄著 日刊食料新聞社 昭和43年
「私たちの町」 築地六、七丁目、明石町記念誌発刊委員会発行 昭和47年
「江戸町づくし稿」岸井良衛著 青蛙房 昭和50年
「大正の築地っ子」岸井良衛著 青蛙房 昭和52年
「新修 築地別院史」本願寺築地別院 昭和60年
「日本橋魚市場の歴史」岡本信男・木戸憲成著 水産社 昭和60年
「随筆集 明治の東京」鏑木清方著 岩波文庫 平成元年
「東京はじめて物語―銀座・築地・明石町」清水正雄著 六花社 平成10年
「築地獅子祭」波除稲荷神社 平成17年
「築地物語」六花社編 アドック 1989~2001年度版
「江戸から東京へ 明治の東京」人文社 1996年
「江戸はこうして造られた」鈴木理生著 筑摩書房 2000年
「浜離宮恩賜庭園」東京都公園協会 2003年
資料収集協力:東京都中央区京橋図書館地域調査室、築地門跡会
執筆:冨岡一成「築地の歴史1~5」、「もうひとつの築地魚市場」、「築地は海軍発祥の地」、「築地の梁山泊」、「外国人居留地の明暗」、「幻の築地ホテル館」、「築地川にかかる橋」、「築地市場開設の苦難」
永窪友美子「波除神社と氏子たち」、「築地本願寺と場外市場」「場外市場いまむかし」