築地を知る | これからの築地
ご挨拶
日頃より築地場外市場をご愛顧頂き、ありがとうございます。
私たちの街、築地場外市場は、中央卸売市場の機能を補完する形で、主に業務用のお客様の様々なご要望にお答えしながら歴史を刻んで参りました。
現在では、400を超える専門店街に発展し、食料品のみならず包丁、包材、食器類など食に関するあらゆる品を取り揃えており、飲食店も充実した、世界にも類のない食の総合市場となっております。
平成30年10月に中央卸売市場が豊洲へ移転し、市場機能は築地と豊洲に二分されましたが、豊洲市場との配送システムを整備するなど、日々連携しながら注文に応じておりますので、業務筋の皆さんにも引き続きご安心してご利用いただける事と存じます。
また、豊洲で営業する水産、青果の仲卸業者が出店している「築地魚河岸」施設、同施設3階「魚河岸食堂」は、業務筋のお客様はもとより、一般のお客様も利用し易く、旧場内に代わる築地の新しい顔としての役割を果たしております。
近隣の方々の日々のお買い物の場として、一般消費者の方々にもご利用頂きやすいよう、小分け販売は勿論、食材の選び方、料理方法についても、各店にご相談いただければ、専門店ならではの幅広い知識に基づいた対応をいたします。
最近では、「築地お取り寄せ市場」で通信販売をおこなう店舗も増え、遠距離のお客様のご要望にもお応えできるようになりました。
オリンピック終了後には、長期間にわたる市場跡地の再開発が始まります。
私たちは「腕の上がる食のまち」として、業務用のお客様は勿論の事、一般のお客様、更には観光のお客様にも楽しんでいただける、唯一無二の市場であり続けたいと願っております。
これからも益々のご厚情賜ります様、心よりお願い申し上げます。
NPO法人 築地食のまちづくり協議会 理事長
北田 喜嗣
3つの取り組み
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- 1.築地魚河岸の運営
- 仲卸を中心とした施設「築地魚河岸」、日本の漁港と築地をつなぐ「にっぽん漁港市場」に加え、築地の老舗の味が楽しめる魚河岸食堂、屋上BBQ施設等を設けております。
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- 2. 築技セミナーの開催
- 食の専門店が集まる築地には、長年積み重ねてきた知識や情報があります。食材の扱い方や目利きの仕方など、築地関係者が教えるセミナーを実施しています。
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- 3. イベントへの取り組み
- 春は買い物、秋は食育をテーマに、お子様からご年配の方まで、どなたでも楽しめる食のイベントを開催しています。